クラウドファンディング 不動産投資

クラウドファンディング初心者必見!おすすめ11社を紹介します

のぶひろ

30代のサラリーマン。妻と二人のこどもと四人暮らし。 将来の資金のために、不動産投資を勉強中。 最近は不動産クラウドファンディングに興味も持ち始めている。

不動産クラウドファンディングは募集が開始されるとすぐに定員が埋まってしまうほどの人気を誇るサービスです。

1万円という少額から専門家が厳選した物件に投資でき、管理の手間もかからず年利3%から10%のリターンを期待できる点が多くの投資家を魅了しています。

一方、上場企業もこの市場に参入しており不動産クラウドファンディングの会社が急増したため、どの会社を選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、おすすめの不動産投資型クラウドファンディング11社を比較して紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

不動産クラウドファンディングとは?

 

まず始めに、不動産クラウドファンディングの仕組みや、浸透してきた背景などについて紹介します。

 

不動産クラウドファンディングの仕組みについて

不動産クラウドファンディングの仕組みを簡単に説明すると「多くの人々から資金を集めて、不動産の専門家がその資金を運用し、得られた利益を投資家に分配する仕組み」です。

複数の投資家から資金を集めるため、少額からでも投資を始めることができ、運用の手間をすべて運用会社に任せられる点が大きな特徴です。

利益を得るための判断基準は様々ですが、優先劣後方式を採用することでリスクを低減しつつ、不動産の専門家が投資物件を選定する点が通常の不動産投資とは大きく異なります。

運用期間は一般的な不動産投資と比べて短期間になる傾向がありますが、複数のファンドに継続的に投資することでリスクを抑えつつ一定の利回りを得る可能性があります。

 

不動産クラウドファンディングが有名になったのはなぜ?

最近、多くの不動産会社が不動産クラウドファンディング事業に参入しています。

どの企業の不動産クラウドファンディングも募集を開始するとすぐに定員に達するほどの人気を集めています。

従来の不動産投資は、銀行から数千万円単位の融資を受けて自分で物件を購入する必要がありました。

リターンが大きい分リスクも高いため、個人で取り組むには難易度が高かったのです。

また、「かぼちゃの馬車問題」や「スルガ銀行の不正融資問題」などの影響で不動産投資を避ける人が増えたことも一因でしょう。

一方、不動産クラウドファンディングでは少額から投資が可能であり、物件の選定や運用を専門家に任せられる点が大きな魅力です。

ミドルリスク・ミドルリターンの投資先として、今後も需要と供給が増加すると考えられます。

 

不動産クラウドファンディングの市場規模はどのくらい?

TwitterなどのSNSでも「また○○の不動産クラウドファンディングに応募したけど落選した」という声が多く見受けられます。

不動産クラウドファンディングの認知度はまだまだ低いですが、今後ますます需要が拡大していくでしょう。

今まで以上に、大手企業から中小企業まで多くの企業が不動産クラウドファンディング市場に参入してくると予想されます。

 

不動産クラウドファンディングのメリット

ここでは、不動産クラウドファンディングのメリットを全部で4つ紹介します。

 

少額投資が可能

不動産クラウドファンディングは少額から投資を始めることができます。

多くのサービスでは、1口1万円から投資が可能です。

また、1口5万円や10万円のサービスもありますが、10万円以上の投資が必要なサービスはほとんどありません。

実物不動産投資と比べると、始めるためのハードルは確実に低いです。

 

高い利回りを実現できる

不動産クラウドファンディングは高い収益率が期待できる点が魅力的です。

平均的には4~5%ですが、サービスによっては10%などの高いリターンが見込めます。

リターンが高いからといってハイリスクハイリターン型かというと、これまで貸し倒れが発生したサービスはありません。

つまり、リスクを抑えつつ高い収益率を狙うことができるのです。

 

手間や労力がかからない

不動産クラウドファンディングはとてもシンプルです。

実際のところ、ほとんど何もする必要がなく、資金を入金した後は放置しておくだけです。

他の投資と比較しても最も手軽な部類に入るのではないでしょうか。

投資に時間をかけたくない方には最適です。

 

価格変動があまりない

株式投資では毎日のように価格が変動します。

市場が急落すると価格が半分になることもあります。

一方で、不動産クラウドファンディングは日々の価格変動がありません。

これまで貸し倒れが発生したサービスはないため、損失の心配を抑えつつ安心して投資できるでしょう。

 

不動産クラウドファンディングのデメリット

さきほどは不動産クラウドファンディングのメリットを紹介しましたが、当然デメリットも存在します。

ここでは、不動産クラウドファンディングのデメリットを全部で3つ紹介します。

 

元本割れが保証されていない

不動産クラウドファンディングは少額から始められるものの、実際には不動産投資の一種です。

株式の信用取引のように投資した1万円が1万円以上の損失になることはありませんが、元本が減少するリスクはあります。

その点を理解した上で、余裕資金で投資することを推奨します。

 

運用中にお金を引き出せないことがある

不動産クラウドファンディングで運用している資金は自由に引き出すことができません。

万が一急にまとまったお金が必要になった場合でも、運用中のファンドを解約して現金化することができないサービスが多いです。

生活費を削って投資するのではなく、余裕資金の範囲内で投資することを推奨します。

 

人気が高く出資できない

不動産クラウドファンディングは非常に人気が高く、案件によっては募集開始から1分以内に完売することも珍しくありません。

出資ができない状態が続くことは資金を金利0%で放置しているのと同じであり、投資効率が低下するリスクがあります。

資金を口座に戻す際に手数料が発生する運営会社も多く、短期運用が必ずしも有利とは限りません。

複数の不動産クラウドファンディングサービスに登録しておき、投資機会を逃さないようにすることが効果的な対策となります。

 

おすすめの不動産クラウドファンディング11選!

おすすめの証券口座11選
サービス名 平均利回り(想定) 平均運用期間 年間募集回数
COZUCHI 6.15% 11.7ヶ月 21回
利回り不動産 7.38% 12.9ヶ月 16回
CREAL 4.34% 28.8ヶ月 24回
VERFUND 6.35% 3ヶ月 6回
Funvest 3.0% 8.6ヶ月 76回
利回りくん 5.0% 4ヶ月 35回
Jointa(ジョイントアルファ) 6.0% 8ヶ月 4回
ヤマワケエステート 13.0% 9ヶ月 80件
DARWIN Funding 5.0% 12ヶ月 調査中
AGクラウドファンディング 4.0% 12ヶ月 調査中
FUNDINNO 3.0% 12ヶ月 60件

 

COZUCHI

COZUCHIの詳細
平均利回り(想定) 9.18%
平均運用期間 28.7ヶ月
年間募集回数 21回
運営会社 LAETOLI株式会社

 

COZUCHIは1999年に設立された歴史ある企業「LAETOLI株式会社(旧株式会社SATAS)」が運営する不動産クラウドファンディングです。

不動産証券化のコンサルティング業務や不動産小口化商品の組成と販売も自社で行っているため、不動産事業において豊富なノウハウと経験を持っています。

COZUCHIの最大の魅力は平均を大きく上回る高い利回りです。

さらに、累計調達額は700億円を超え、圧倒的な実績を誇ります。

優先劣後方式を採用しているため、リスクを抑えながらも高い利回りを狙いたい方に最適な不動産クラウドファンディングと言えます。

最短2か月の短期ファンドから2年程度の長期ファンドまで幅広い期間のファンドを取り扱っており、1万円からの少額投資も可能なので、初心者の方にもおすすめです。

ファンドは不動産の専門家が「収益性」「立地」「将来性」の3つの観点から選定しており、運用まで完全に任せられるので安心です。

大きな特徴の一つとして、運用中に現金が必要になった場合、手続きを行うことで翌月に換金してもらえる点があります。

運用中に急な出費があった場合でも、COZUCHIのファンドへの投資であれば安心です。

 

利回り不動産

利回り不動産の詳細
平均利回り(想定) 7.38%
平均運用期間 12.9ヶ月
年間募集回数 16回
運営会社 株式会社ワイズホールディングス

 

利回り不動産は株式会社ワイズホールディングスが提供する不動産クラウドファンディングサービスです。

2021年4月に最初のファンドを募集して以来、現在までに約60件のファンドを取り扱っており不動産クラウドファンディング業界では中堅のサービスと言えるでしょう。

利回り不動産の特徴は、独自のコインサービスを導入している点です。

会員登録や配当時にコインを受け取ることができ、これを投資に利用したりAmazonギフト券などに交換することが可能です。

コインを使って投資しても利回りに影響がないため、他のサービスよりもお得に投資ができます。

さらに、利回りが高いことも特徴で、直近10件の平均利回りは7.38%と高水準を維持しています。

この利回りの高さはサービス開始当初から変わっていません。

高利回りのファンドにお得に投資できるおすすめのサービスです。

 

CREAL

CREALの詳細
平均利回り(想定) 4.34%
平均運用期間 28.8ヶ月
年間募集回数 24回
運営会社 クリアル株式会社

 

東京証券取引所グロース市場に上場しているクリアル株式会社が提供する不動産クラウドファンディングサービスがCREAL(クリアル)です。

CREALは累計で525億円以上の資金を募集し、100件以上のファンドを立ち上げた実績があります。

物件の選定にも強みがあり、現時点で配当遅延や元本割れは発生しておらず、空室リスクに対してはマスターリース契約で対応しています。

また、優先劣後方式(企業出資10%~20%)を採用しており安全性が高く、1口1万円からの少額投資が可能です。

ファンドによっては1人あたり10万円までの出資上限を設けるなど、多くの投資家に投資機会を提供する工夫がされています。

毎月1〜2件の募集があり募集物件の規模は数億円に達することも多いため、即完売するようなクリック合戦になることは少ないです。

ファンドの種類が非常に多く、マンションやホテルだけでなく、保育園や学校の案件もあり、幅広い投資が可能なのが大きな魅力です。

 

VERFUND

VERFUNDの詳細
平均利回り 6.35%
平均運用期間 3ヶ月
年間募集回数 6回
運営会社 株式会社ベルテックス

 

VERFUNDは株式会社ベルテックスが提供する不動産クラウドファンディングサービスです。

想定利回りの高さは業界でもトップクラスですが、最大の特徴は平均運用期間が3ヶ月と非常に短いことです。

運用期間が短いため、すぐに償還されることで実質利回りは低くなりますが、資金がロックされる期間が短いため安心して投資できる点が人気の理由です。

劣後出資比率も30%と非常に高く安心感がありますので、これから不動産クラウドファンディングを始めたい方にとっては始めやすいサービスと言えます。

最低投資額は10万円とやや高めですので、その点には注意が必要です。

 

利回りくん

利回りくんの詳細
平均利回り(想定) 5.0%
平均運用期間 4ヶ月
年間募集回数 35回
運営会社 株式会社SYLA

 

株式会社SYLAが運営する「利回りくん」は地域の活性化や社会貢献、そして誰かの夢をサポートすることをテーマにした不動産投資が可能です。

利回りくんの特徴として、取り扱う物件がユニークである点が挙げられます。

前澤友作氏や堀江貴文氏などの有名人とのコラボレーション物件もあり、金銭的なリターンだけでなく割引券やライブチケットなどの特典が付く案件もあります。

さらに、2021年からは楽天ポイントとの提携も開始しています。

 

Jointa(ジョイントアルファ)

Jointaの詳細
平均利回り(想定) 6.0%
平均運用期間 8ヶ月
年間募集回数 4件
運営会社 穴吹興産株式会社

 

東証一部上場企業である穴吹興産株式会社が運営する「Jointo α(ジョイントアルファ)」です。

西日本で最大規模のマンション開発の実績を持つ東証スタンダード上場企業が運営しているため、安心感があります。

最低投資金額は10万円からと他の投資型クラウドファンディングと比べるとやや高めですが、その分競争相手が少ないというメリットもあります。

期待利回りは3~6%で、3%台のファンドが多いことから堅実な運用が期待できるでしょう。

 

Funvest

Funvestの詳細
平均利回り(想定) 3.0%
平均運用期間 8.6ヶ月
年間募集回数 76回
運営会社 Fintertech株式会社

 

Funvest(ファンベスト)は大和証券グループとクレディセゾングループが共同で運営する貸付型クラウドファンディングサービスであり、信頼性と安全性が高く、厳格な審査体制が整っています。

国内外の魅力的なファンドに投資できるため分散投資が可能であり、為替変動リスクを軽減するためのヘッジが設定されているファンドもあります。

運用期間は3ヵ月から12ヵ月と短期間で流動性が高く、Amazonギフトカードなどの特典が付いたファンドも提供されているため、投資の楽しみが増えます。

これらの特徴により、Funvestは安心して投資を始めることができるサービスです。

 

ヤマワケエステート

ヤマワケエステートの詳細
平均利回り 13.0%
平均運用期間 9ヶ月
年間募集回数 80件
運営会社 ヤマワケエステート株式会社

 

ヤマワケエステートは、不動産投資型クラウドファンディングサービスです。

高利回りの案件が多く、短期運用のファンドが多い点が挙げられます。

最低投資金額は1万円から可能で、少額から始められるのも魅力です。

過去の実績として元本割れがない点も安心材料となります。

メリットとしては、高いリターンが期待できること、幅広い不動産に投資できること、そして募集頻度が高いため投資機会が多いことが挙げられます。

これにより、投資家は多様な選択肢から自分に合った投資を行うことができます。

 

DARWIN Funding

DARWIN Fundingの詳細
平均利回り(想定) 5.0%
平均運用期間 12ヶ月
年間募集回数 調査中
運営会社 ダーウィンアセットパートナーズ株式会社

 

DARWIN Fundingは不動産クラウドファンディングサービスで1万円から投資可能であり、専門知識がなくても始められるため初心者にも適しています。

少額投資が可能でリスクを抑えつつ投資を始められる点や、安定した高利回りが期待できるため資産運用に適している点が主なメリットです。

また、不動産に関する専門知識がなくても簡単に投資ができるため、多くの投資家に支持されています。

興味があれば、ぜひ検討してみてください。

 

AGクラウドファンディング

AGクラウドファンディングの詳細
平均利回り(想定) 4.0%
平均運用期間 12ヶ月
年間募集回数 調査中
運営会社 アイフル株式会社

 

AGクラウドファンディング株式会社はアイフルグループが運営する融資型クラウドファンディングサービスです。

1円から投資が可能で初心者でも気軽に始めることが出来る点が大きな特徴です。

また、スマホでの会員登録が簡単で最短即日で投資を開始できる点も魅力です。

アイフルグループの豊富な貸金業の実績に基づいており、信頼性が高いことも大きなメリットです。

 

FUNDINNO

FUNDINNOの詳細
平均利回り(想定) 3.0%
平均運用期間 12ヶ月
年間募集回数 60回
運営会社 株式会社FUNDINNO

 

FUNDINNO(ファンディーノ)は日本初の株式投資型クラウドファンディングプラットフォームであり、個人投資家が少額からベンチャー企業に投資できる点が特徴です。

10万円程度から投資が可能で初心者でも参加しやすく、特定の企業に投資することでエンジェル税制の適用を受けられる場合があります。

投資した企業の成長を直接感じることができ、エグジット(上場や売却)時には大きなリターンが期待できる点も魅力です。また、医療、IT、フードテックなど多様な分野のベンチャー企業に投資が可能であり、将来性のある企業への投資を希望する個人投資家にとって非常に魅力的なプラットフォームとなっています。

 

まとめ

今回は、おすすめの不動産投資型クラウドファンディング11社を比較して紹介しました。

この記事が、みなさんの不動産投資のきっかけになれば幸いです。

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