不動産クラウドファンディングの中でも、新しく登場したサービスとして注目したいのが「REALE(リアレ)」です。
REALEは、東証プライム市場に上場する株式会社ADワークスグループの100%子会社である「株式会社エー・ディー・ワークス」が運営する不動産クラウドファンディングサービスです。
2026年9月10日にサービスを開始したばかりですが、運営会社は一棟収益不動産を中心に20年以上の事業実績を持っており、1口1万円からプロが選定した不動産へ投資できるのが特徴です。
この記事では、不動産クラウドファンディングREALEとはどのようなサービスなのか、特徴やメリット、デメリット、利回り、運営会社、現在公開されているファンドまで詳しく解説します。
目次
不動産クラウドファンディングREALE(リアレ)とは?
REALE(リアレ)は、株式会社エー・ディー・ワークスが2026年9月10日にスタートした不動産クラウドファンディングサービスです。
複数の投資家から集めた資金を使って運営会社が不動産を運用し、そこから得られた賃料収入や不動産の売却益を投資家へ分配する仕組みになっています。
不動産特定共同事業法に基づいて提供されており、運営会社であるエー・ディー・ワークスは「金融庁長官・国土交通大臣 第132号」の不動産特定共同事業許可を取得しています。
| サービス名 | REALE(リアレ) |
| 運営会社 | 株式会社エー・ディー・ワークス |
| 親会社 | 株式会社ADワークスグループ |
| 上場市場 | 東証プライム市場(証券コード2982) |
| サービス開始 | 2026年9月10日 |
| 最低投資金額 | 1万円~ |
| 投資方法 | インターネットで完結 |
| 主な収益 | 賃料収入・不動産売却益 |
| 元本保証 | なし |
現物の不動産投資の場合、数百万円から数千万円という資金が必要になるケースもあります。
一方、REALEなら1口1万円から投資可能なので、不動産投資を始めてみたいものの、いきなり大きな金額を投資するのは不安という人でも利用しやすくなっています。
REALEを運営する株式会社エー・ディー・ワークスとは?
不動産クラウドファンディングを選ぶ際に重要なのが「どの会社が運営しているか」です。
REALEを運営している株式会社エー・ディー・ワークスは、東証プライム市場に上場している株式会社ADワークスグループの100%子会社です。
ADワークスグループのルーツは1886年まで遡り、1976年から不動産事業を展開。特に一棟収益不動産については20年以上の事業実績があります。
REALE自体は2026年に始まった新しいサービスですが、まったく不動産事業の経験がない会社が新規参入したわけではありません。
運営会社がこれまで培ってきた不動産の仕入れ・運用・バリューアップ・売却などのノウハウをクラウドファンディングへ活用している点は、REALEを見る上で重要なポイントです。
不動産クラウドファンディングREALEの特徴
1万円から不動産投資を始められる
REALEの大きな特徴の一つが、最低1万円から投資できることです。
現物不動産を購入する場合には、物件代金だけでなく、仲介手数料や登記費用、ローン関連費用なども必要となります。
一方、REALEでは対象となる不動産を小口化して多数の投資家から資金を集めるため、個人でも少額から不動産投資に参加できます。
例えば最初は1万円~10万円程度から始め、サービスの仕組みを理解してから投資額を増やすという使い方も可能です。
年間約14,000件の不動産情報から物件を選定
REALEでは、運営会社の20名を超える仕入れ担当者が、全国約6,700社のネットワークを通して年間約14,000件の不動産情報を収集しています。
その後、仕入れ・販売・建築企画・賃貸管理の各部門による審査を実施し、条件を満たした物件をファンドとして提供する仕組みです。
公式サイトでは、年間に入手した不動産売買情報のうち、社内審査を通過して実際の取得まで至る割合は1%未満と説明されています。
単純に高い利回りだけを基準にするのではなく、物件そのものの収益性や出口戦略まで確認している点はREALEの特徴といえるでしょう。
インカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙う
不動産から得られる収益には、大きく分けて2種類あります。
インカムゲインは不動産を賃貸することによって得られる家賃収入などです。
キャピタルゲインは不動産を取得価格より高く売却することで得られる売却益を指します。
REALEでは、ファンドによって賃料収入と売却益の両方を分配原資とする「ハイブリッド型」の運用が行われます。
実際に第1号ファンド「恵比寿一棟レジデンス」では、想定利回り6.5%の内訳がインカム3.8%・キャピタル2.7%とされています。
想定以上の利益が出ればアップサイド配当の可能性がある
REALEの中でも特に注目したいのが「アップサイド配当」です。
一般的な不動産クラウドファンディングでは、対象不動産を想定より高い価格で売却できたとしても、投資家への配当は当初設定された利回りまでとなるケースがあります。
REALEでは、各ファンドで当初の想定を上回る超過利益が発生した場合、超過利益の50%を上限として投資家へ追加配当する方針を示しています。
つまり、不動産運用が想定以上にうまくいった場合には、当初表示されていた想定利回り以上の収益を得られる可能性があります。
ただし、アップサイド配当の有無や割合はファンドによって異なり、必ず追加配当が発生するわけではありません。
東証プライム上場グループが運営している
REALEは、東証プライム市場に上場しているADワークスグループの完全子会社によって運営されています。
公式発表では、法務部門やコンプライアンス室、社内外の弁護士も関与した事業運営を行うとしています。
もちろん「上場企業グループだから損をしない」という意味ではありません。
しかし、不動産クラウドファンディングでは運営会社の事業基盤や不動産に関する経験も重要になるため、運営会社を比較する際の一つの判断材料にはなるでしょう。
REALEの第1号ファンドは想定利回り6.5%
REALEで最初に公開されたのが、「REALE1号 恵比寿一棟レジデンス」です。
2026年9月12日時点では募集開始前となっており、2026年9月16日12時から申し込みが開始される予定です。
| ファンド名 | REALE1号 恵比寿一棟レジデンス |
| 対象物件 | ユーレジデンス恵比寿 |
| 所在地 | 東京都目黒区三田 |
| 想定利回り | 年6.5%(税引前) |
| インカム分配 | 3.8% |
| キャピタル分配 | 2.7% |
| 予定運用期間 | 6カ月 |
| 募集金額 | 4億6,200万円 |
| 最低投資額 | 1万円 |
| 募集方式 | 抽選方式 |
| 募集期間 | 2026年9月16日12:00~9月30日9:00 |
対象となる「ユーレジデンス恵比寿」は、恵比寿駅・目黒駅のそれぞれから徒歩13分に位置する一棟レジデンスです。
2025年にエー・ディー・ワークスが取得した後、共用部分を中心に改修工事を実施しています。
運用期間中の賃料収入に加えて、最終的な物件売却による利益も分配原資とする計画です。
REALEで投資するメリット
少額から分散投資しやすい
最低投資額が1万円なので、一つのファンドに大きな資金を集中させず、複数の投資先へ資金を分散しやすいのがメリットです。
不動産クラウドファンディングには元本割れの可能性があるため、余裕資金を複数の投資先へ分散させることはリスク管理の面でも重要です。
不動産管理の手間がかからない
現物不動産投資では、入居者募集や家賃管理、設備の故障、修繕、税金などさまざまな管理が必要です。
REALEでは実際の不動産運用を運営会社が担当するため、投資家自身が入居者対応や物件管理をする必要はありません。
「不動産から収益を得たいけれど、大家として管理するのは難しい」という人にも利用しやすい仕組みです。
Web上で手続きできる
会員登録から本人確認、ファンドへの申し込みまでオンラインで行えるため、証券会社などの店舗へ足を運ぶ必要はありません。
スマートフォンやパソコンから手続きできる点も、不動産クラウドファンディングのメリットです。
アップサイドを狙える
予定通り運用された際の収益だけではなく、物件価格が想定以上に上昇した場合の利益を投資家へ還元する仕組みがあることもREALEのメリットです。
特に不動産売却益を収益源とするファンドでは、出口価格が想定を上回れば追加配当につながる可能性があります。
REALEのデメリット・注意点
REALE自体の運用実績はまだない
最も大きな注意点は、REALEが2026年9月10日にサービスを開始したばかりということです。
運営会社には長い不動産事業の経験がありますが、「REALE」というクラウドファンディングサービスとして償還を完了したファンドの実績は、サービス開始直後の現時点ではまだ蓄積されていません。
今後ファンド数が増えていけば、予定通り分配・償還されているかなどを確認しやすくなります。
元本保証ではない
REALEは銀行預金ではなく投資商品なので、投資した元本は保証されていません。
不動産価格の下落、入居率の低下、賃料の減少、想定価格で物件を売却できないなどの理由によって、分配金が減少したり元本割れしたりする可能性があります。
公式サイトにも、出資元本および想定利回りは保証されていないことが明記されています。
基本的に途中解約しにくい
不動産クラウドファンディングは、株式のように好きなタイミングで簡単に売却できる投資商品ではありません。
REALEでも、一定の例外を除き原則として運用途中で自由に解約できるものではないため、運用期間中に使う予定のない余裕資金で投資することが重要です。
なお、契約成立時書面を受け取った日から起算して8日を経過するまでであれば、不動産特定共同事業法に基づくクーリングオフを利用できます。
想定利回りがそのまま受け取れるわけではない
ファンドに表示されている利回りは「想定利回り」です。
将来の収益を保証する数字ではなく、不動産の運用結果によって実際の分配額は変動する可能性があります。
また、分配金には所得税・復興特別所得税として20.42%が源泉徴収されます。
そのため、表示されている利回りと実際に手元に残る金額は異なります。
REALEのローンチ記念キャンペーン
※キャンペーンは9月29日をもちまして終了いたしました。
REALEではサービス開始を記念して、2026年9月10日から「リアレローンチ記念キャンペーン」を開催しています。
2026年9月29日17時までに投資家登録と本人確認を完了すると、Amazonギフトカード1,000円分がプレゼントされます。
さらに、キャンペーン期間中に登録した人が1号または2号ファンドへ初回出資し、出資が成立すると、投資金額に応じたAmazonギフトカードを受け取れます。
| 条件 | Amazonギフトカード |
| 投資家登録・本人確認完了 | 1,000円分 |
| 初回出資50万円以上100万円未満 | 3,000円分 |
| 初回出資100万円以上500万円未満 | 10,000円分 |
| 初回出資500万円以上1,000万円未満 | 50,000円分 |
| 初回出資1,000万円以上 | 100,000円分 |
投資家登録特典と初回出資特典を合わせると、最大101,000円分となります。
キャンペーンは期間限定のため、利用する場合には必ず公式サイトで最新条件を確認してから申し込んでください。
REALEはどんな人におすすめ?
REALEは、特に少額から不動産クラウドファンディングを始めたい人に向いています。
1万円から投資できるため、最初から数十万円・数百万円を投資する必要はありません。
また、単に高利回りだけを追うのではなく、上場企業グループの不動産運用ノウハウや物件選定プロセスを重視したい人にとっても検討しやすいサービスです。
一方、REALEはサービス開始直後であり、過去の償還実績を何十件も確認できるサービスではありません。
「過去数年間のファンド実績を確認してから投資したい」という人の場合には、今後の実績を確認してから利用するという選択肢もあります。
REALEに関するよくある質問
REALEはいくらから投資できますか?
REALEは1口1万円から投資できます。第1号ファンドについても最低投資額は1万円となっています。
REALEの運営会社はどこですか?
株式会社エー・ディー・ワークスです。東証プライム市場に上場する株式会社ADワークスグループの100%子会社です。
REALEは元本保証ですか?
元本保証ではありません。不動産価格や賃貸収入、物件の売却価格などによっては、元本割れする可能性があります。
REALEの利回りはどのくらいですか?
ファンドごとに異なります。2026年9月に公開された第1号ファンド「恵比寿一棟レジデンス」は、想定利回り年6.5%(税引前)となっています。
途中で解約できますか?
原則として自由な中途解約を前提とした商品ではありません。ただし、契約成立時書面を受領した日から8日以内であればクーリングオフ制度を利用できます。
REALEの口コミや評判はどうですか?
REALEは2026年9月10日にサービスを開始したばかりなので、現時点では実際にファンドの運用から償還まで経験した投資家の口コミはまだほとんどありません。
そのため、今後はファンドの募集状況だけでなく、実際の分配実績や償還実績なども確認して評価していく必要があります。
まとめ|REALEは1万円から始められる上場企業グループの不動産クラウドファンディング
REALE(リアレ)は、株式会社エー・ディー・ワークスが運営する不動産クラウドファンディングサービスです。
東証プライム上場のADワークスグループ傘下であり、不動産事業で長年培ってきたノウハウを活用して物件を選定しています。
また、1万円から投資できること、賃料収入と売却益の両方を狙えること、運用益が想定を上回った際にアップサイド配当を受け取れる可能性があることなどが特徴です。
一方で、2026年9月に開始したばかりのサービスなので、REALEとしての償還実績がまだ蓄積されていない点には注意が必要です。
さらに、不動産クラウドファンディングは元本保証の商品ではありません。
投資する場合には、表示されている想定利回りだけを見るのではなく、対象物件、運用期間、収益構造、売却戦略、リスクなどを確認したうえで、余裕資金の範囲内で投資することが大切です。
少額から不動産投資を始めてみたい人や、新しい不動産クラウドファンディングを探している人は、REALEも選択肢の一つとして確認してみるとよいでしょう。

30代のサラリーマン。妻と二人のこどもと四人暮らし。
将来の資金のために、不動産投資を勉強中。
最近は不動産クラウドファンディングに興味も持ち始めている。
